ヨハネの黙示録17章1節~7節【新改訳聖書2017】
1、 また、七つの鉢を持つ七人の御使いの一人が来て、私に語りかけた。「ここに来なさい。大水の上に座している大淫婦に対するさばきを見せましょう。
2、 地の王たちは、この女と淫らなことを行い、地に住む人々は、この女の淫行のぶどう酒に酔いました。」
3、 それから、御使いは私を御霊によって荒野へ連れて行った。私は、一人の女が緋色の獣に乗っているのを見た。その獣は神を冒瀆する名で満ちていて、七つの頭と十本の角を持っていた。
4、 その女は紫と緋色の衣をまとい、金と宝石と真珠で身を飾り、忌まわしいものと、自らの淫行の汚れで満ちた金の杯を手に持っていた。
5、 その額には、意味の秘められた名、「大バビロン、淫婦たちと地上の忌まわしいものの母」という名が記されていた。
6、 私は、この女が聖徒たちの血とイエスの証人たちの血に酔っているのを見た。 私はこの女を見て、非常に驚いた。
7、 すると、御使いは私に言った。「なぜ驚くのですか。私は、この女の秘められた意味と、この女を乗せている、七つの頭と十本の角を持つ獣の秘められた意味を、あなたに話しましょう。
ヨハネの黙示録17章17節~18節【新改訳聖書2017】
16、 あなたが見た十本の角と獣は、やがて淫婦を憎み、はぎ取って裸にし、その肉を食らって火で焼き尽くすことになります。
17、 それは、神のことばが成る時まで、神はみこころが実現するように王たちの心を動かし、彼らが一つ思いとなって、自分たちの支配権を獣に委ねるようにされたからです。
2000年前の預言が成就した日
まず事実をご提示したい。昨年韓国で不可解な事件が起こった。尹 錫悦(ユン・ソンニョル、韓国語: 윤석열)大統領による「2024年大韓民国非常戒厳令」事件である。この事件直後アメリカ合衆国の軍事アナリスト、ダグラス・マクレガーDouglas Macgregor氏は、ニュージャージー州上級裁判所判事のアンドリュー・ナポリターノAndrew Napolitano氏のYouTube番組「Judge Napolitano - Judging Freedom」の中で、「韓国ユン大統領の戒厳令 CIA・米軍によるクーデターだった」と主張した。現役時代ダグラス・マクレガー大佐は、アメリカ合衆国国防長官上級顧問Senior Advisor to the United States Secretary of Defenseだった。
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2022年(令和4年)7月8日11時31分、日本の偉大な指導者であった安倍晋三元首相が、奈良県奈良市の大和西大寺駅北口付近で銃撃で暗殺された。前出の2024年12月起きた韓国前大統領尹 錫悦氏の所謂クーデター(内乱)事件と、2022年7月安倍晋三元首相暗殺事件との間には、表面的に出てきている事件の表象自体からは一点を除いては、まったくもって外形的な繋がり、共通するものは無い。
では先に挙げた繋がりと共通する一点とは何なのか、それは外形上目に見える部分としては「家庭連合」であり、表には決して出ることは無いが「DSの関与」ではないだろうか。 私は安倍晋三元首相暗殺事件に関して、宗教やキリスト教的視座に立って、当ブログを通して一貫して主張し、持論を展開しているので、関心のある方はリンクを掲載するので見ていただきたい。
結論から言えば、ヨハネの黙示録預言の成就と、上述した両事件の根本的問題とが繋がっており、神様の摂理の全体と相関している。では韓鶴子氏の問題は何かといえば、文鮮明真のお父様(以下、愛と尊敬を込めて「お父様」と表記)を排撃したことに起因し、天地人真の父母の位置から外れてしまい、更に、それを組織ぐるみで隠蔽し、多くの善良な食口達を騙してきたことにあると私は考えている。
預言の成就とは、今私たちが目撃している世の中の光景こそが、約2000年前既にパトモス島において、イエス・キリストがヨハネの前に現れ、天使を通して示された黙示録の中に記述されている内容であり、更に、この先その大部分は成就されて行くだろうと私は考えている。
そこで予めお伝えしたいことは、私は今の家庭連合が置かれている状況を揶揄するつもりは微塵もない。ただし私たちが今置かれている状況が、歴史的審判であることだけは伝えなければならないと強く感じているので書いている。私自身の中にも、韓鶴子氏的、家庭連合組織的罪と同様のものがあることは自覚している。韓鶴子氏は偉大なる真の母だったことは間違いない事実だ。お父様と共に最も困難な時期を、多くの犠牲を負われながら過ごされた日々は、お父様は最も理解しているだろうと私は考えている。堕落人間の中から選ばれた主の花嫁であった事実には、心から敬意をお捧げしたい。決して元の位置に戻ることは無いが、僭越ながら、心から申し上げたいことは、神様とお父様の御前に悔い改めましょうということである。
その上で、お父様のみ言を、預言の解釈に引き付けて、簡潔に私の言葉で要約すれば、私たちの住む世界は、目に見えない形而上的世界と、目に見える形而下的世界とが、多重的に因果と相関の関係性で繋がり合っており、時空間の制約を受けない形而上的世界が、形而下的世界では、時空間の制約を受ける存在として認識されるので、起こっている事象を固定的に、直線的に、限定的にしかとらえることができない趣旨のみ言を多く語られている。なので状態としては、真偽不明の状態に陥ってしまい、これがアダムとエバの堕落に起因する、堕落以後の世界的状態であると私は理解している。
韓鶴子氏の稚拙な「韓鶴子氏由来の独生女論」によって、お父様は「本当にメシアなのか」、「本当に原罪がないのか」の議論を生じさせてしまった。お父様の最も近くにいて、最もお父様から愛を受けて来た韓鶴子氏のこの主張は、もし仮に「韓鶴子氏由来の独生女論」が正しいものとして、韓鶴子氏の神様とお父様に対する偏向した内心を土台にした理論が受け継がれていった場合、お父様に直接侍った経験のない者たちによって、お父様がどう評価されてゆくだろうかを、心ある方々は是非想像して頂きたい。「韓鶴子氏由来の独生女論」が実に恐ろしい内容を含んでいるのかを。
お父様は最後に降臨されたメシヤである。この先メシヤは二度と来ることは無いという前提に立って考えなければならない。私たちはまだ神様を完全に理解しておらず、宇宙とは何なのかも分かっていない。自分自身さえ分かっていない。そんな何も分かっていない輩が集まって一体何ができるというのだろうか。その盲点を突いたサタンの申し子ジョージ・ソロスは、「不完全性定理」的世界をつくりあげ、世界に混乱を巻き起こしているにも拘らず、多くの方々は気付いていない。
USAIDの不正な資金の流れが明らかになり、USAID資金の多くがジョージ・ソロス氏の財団、「オープン・ソサエティ財団(Open Society Foundations、OSF)」に戦略的に投じられ、世界のマスメディアに流れていた。そのジョージ・ソロス氏の出身大学である、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(略) London School of Economics and Political Scienceには、彼が影響を受けたカール・ポパー (Karl Popper)という哲学者が教鞭をとっていた。カール・ポパー は科学とは「反証可能性」を保持していなければならいとし、科学的基本条件であると言った人物で、現在これが科学の定義である。もし科学の範疇を保持しようとすれば、その主張に「反証可能性」の余地を保っていなければならないということになる。
ジョージ・ソロス氏は世界三大投資家として、投資の世界では知らない人はいない。自身の著書「ソロスの錬金術」の中で、『意思を持つ市場参加者がいる場合、参加者の思考、そして彼らが関与する状況の間に、双方向の相互作用が存在する。一方、参加者は現実を理解しようとする。そして、望んでいる結果を取り戻そうとする(再帰する)。』と語っており、経済合理性(計算可能)という荒唐無稽な非人間的な形式主義ではない、堕落以降のサタン主管下における、恐怖と不安を解消しようとする堕落人間の特性を見抜いた人間観をベースに、考えられた投資理論が「再帰性理論」であると私は考えている。
そして彼は言っている。人間は必ず誤る、人間は事象を正しく見れない、人間には本当の価値は分からないと主張し、人間を「可謬的存在」と規定している。このような人間観に基づく人間の集合体である「社会」は、必ず不完全性定理的状態に陥る。何故ならば社会と人間は一体となっているために、誤りを見抜けないと主張している。この主張は、お父様が1996年8月1日世界平和家庭連合創設会議 閉会晩餐会で語られた「宇宙の根本を探して」の中に出てくるみ言と一致している。 なので私はジョージ・ソロス氏を悪魔の申し子であると理解している。原理的合理性から見て、今世界的にこの考え方は、悪魔に権威付けられた合意形成の理論的ベースになっていると観ている。
韓鶴子氏の稚拙な「韓鶴子氏由来の独生女論」は、家庭連合という閉鎖的言語空間において、不完全性定理的状態をつくってしまった。お父様のみ言によれば、その起源は創世記第3章1節にある、さて蛇は、神である主が造られた野の生き物のうちで、ほかのどれよりも賢かった。蛇は女に言った。「園の木のどれからも食べてはならないと、神は本当に言われたのですか。」の誘惑の言葉と言われている記述は、創世記のその前の箇所で、神様が語られているみ言、創世記第2章16節、神である主は人に命じられた。「あなたは園のどの木からでも思いのまま食べてよい。」と、更に、創世記第2章17節、しかし、善悪の知識の木からは、食べてはならない。その木から食べるとき、あなたは必ず死ぬ。」に対して、反証する形をつくってしまい、アダム、エバにはどちらが真実で、どちらが偽りなかの判断ができない、両方の言葉が「真偽不明」となり、真実と偽りを証明できない、不完全性定理的状況に置かれてしまった。お父様はこの創世記第3章1節で伝えられた状況を、どうやって克服すべきであったかを「神様に聞けばよかった」と語られ、この時アダムもエバも堕落前であり、神様とは直接血統で繋がっており、直接神様に聞くことができたと語られている。つくづく惜しまれるのは、韓鶴子氏はお父様に何故聞かなかったのだろうかということである 。
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