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「獣」達の時代とその終焉

キリスト教聖書解釈学では、聖書の解釈は、基本聖書内の記述からするという原則を踏まえて解釈された「獣」は国家を表しており、その解釈の基礎になっているのがダニエル書7章4~7に登場する「獣」である。その上で、『「獣」達の時代』とは、聖書全般に出てくる「獣」という記述が伝える...

神の摂理に対応する時代的要求を悟るために

神の摂理に対応する時代的要求

原理講論再臨論第二節イエスは如何に再臨されるか(一)聖書を見る観点の冒頭に、神は、時ならぬときに、時のことを暗示して、如何なる時代の如何なる環境にある人でも、自由にその知能と心霊の程度に応じて、神の摂理に対応する時代的要求を悟るようにするため、すべての天倫に関する重要な問題を、象徴と比喩とをもって教示してこられた(ヨハネによる福音書16章25節)。講論のこの個所では神様は知能と心霊の程度に応じて聖書の中で象徴と比喩で教えるとしているが、しかし、解釈の観点が異なれば違う結果をもたらし、解釈の相違がうまれると書かれてある。

第四次アダム圏時代入ったといえども、縦的各界各相の人たちが横的に混在する実態環境の中で、神の摂理に対応する時代的要求を悟り、正しい人生の選択をするのは大変難しい。お父様が御在位しておられる時は、お父様の示す方向に行くだけで良かった。何も考えずに、何も選択せずとも大きな方向性に於いては従うだけで良かった

しかし、ご聖和後のこれからは、各自が自由と責任でその知能と心霊の程度を高めて、「神の摂理に対応する時代的要求」を悟って、第四次アダム圏に入って行かなければならない困難な摂理的時代圏に入っていると私は認識している

当ブログは、再臨主文鮮明真の父母様によって語られたみ言の研究と、神様の復帰摂理の理解を自分なりの妄想と思い込みでまとめた備忘録。更に、今統一家で起こっている現象と、世の中で起こっている現象の比較分析備忘録で書いているが、冒頭の「再臨主文鮮明真の父母様によって語られたみ言の研究」はハッキリ言ってたいしたものではない。なのでここで書いてあることのほとんどが「自分なりの妄想と思い込みでまとめた」ものなので、当ブログに対しての深追いは禁物だ。

更によけいなことを言えば、私は現実的な人間なので、霊的な話等は実態と紐付けて合理的に説明されなければ、入り込めないタイプだ。しかし、今は多く科学の分野に従事されている方達が、このテーマに取り組んで声を上げて下さっている。なのでこの様な傾向は、霊的な世界が一般的にも理解が進んで来ている兆候に見えるので希望だ。

その上で話を唐突に進めるが、時間(科学的には「不可逆性問題」があるが、ここでは当然この議論はしない)も創造原理の正分合作用を理解すれば、この方向性に沿って進むと考えることができる。

この正分合作用(創造原理全体)を復帰摂理歴史(ここで”聖書の出来事と歴史的史実は別だ”と言われそうだが、これは学術論文ではなく、所詮ブログなのでご勘弁を)に当てはめてみると、例えば原理講論堕落論の場合、「犯した過ちを、過ちを犯す前の状態」に戻すことは、時間の不可逆性的観点、もっと根本を言えば正分合作用の観点から言えば出来ないことになる。

これはどういうことかと言えば、時間を逆行させてやり直すことは出来ないということだ。それならば神様は、どの様にこの問題をやり直そうとされたのか?それは、過去の過ちを犯した状況と同様な状況を未来に創造し元に戻されてこられた。そうれが復帰原理すなわち、蕩減復帰原理だ。

付け加えて申せば、神様は、事が起こる前まで過去に時間を逆行させ、事をやり直すことが可能ならば、何度でも成功するまでやり直されたはずだ。しかし、創造原理を理解すばこれは出来ないということが分かる。

復帰摂理を知らない多くの人達は、「今」を理解するには答えを「今」に求めてきた。しかし、復帰摂理を理解している真の父母様は、「今」を分析し、「過去」の原因から適切な「蕩減」を行い、結果を「未来」に起こして来たのを私達は見てきた。

クリスチャンの多くの方々は、今の試練の答えは「過去」ではなく「未来」にあると言う。私は真の父母様のように「今」を分析、解析し、「過去」に原因を探し、試練を超えて、結果を「未来」に起こすことによって、神の摂理に対応する時代的要求を果たしたいと考える。

 預言者イザヤによって預言されたイスラエルの解放

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

これは有名な格言だが、更に歴史に神様の縦的な摂理をビルトインすれば、歴史は目的をもって流れていることがわかる。

現在世界で起こっている様々な現象は、神様の摂理と無関係に起こっている事象は一つもない。太古から国際情勢は、その時々の一番力のある国家を中心に形成され、摂理されてきた

それでは、今から約2600年前イスラエルを解放し帰還させ、神様の復帰摂理に大きく関わった偉大な異邦人の王様クロスについて聖書ではどのように預言されているかを見て見る。

聖書のみ言を受け入れている人達は、バビロニアを滅ぼしたクロス王はユダヤの解放者としてダビデ的メシア型人物として評価されている。

イザヤ書45章1節

  • 1主は、油そそがれた者クロスに、こう仰せられた。「わたしは彼の右手を握り、彼の前に諸国を下らせ、王たちの腰の帯を解き、彼の前にとびらを開いて、その門を閉じさせないようにする。

更に、イザヤ書の後半部分では、イスラエルのバビロンからの解放が書かれており、解放した人物がまさにペルシャの王クロスだ。何と驚くべきことは、預言者イザヤが活躍した年代は、イスラエルのバビロン解放より150年前になのだ

イザヤ書13章1節

  • 1アモツの子イザヤがユダの王ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの世にユダとエルサレムについて見た幻。

四大預言者イザヤは、伝承では紀元前8世紀ユダの王族の息子であり、当時の国際情勢に詳しく、イザヤ書はその情報をもとに書かれたのではないかと言われている。

北イスラエルでイザヤが活躍していた時代、大きな勢力を持っていた国がアッシリアという国だ。偶像を信仰した北イスラエルはイザヤの警告に耳を傾けずアッシリアに滅ぼされてしまう。

しかし、後にこのアッシリアを滅ぼす国が現れるそれがイザヤ書13章1節に出てくるアモツの子イザヤによって示されたバビロニアという国だ。更にイザヤ書の凄いのは、このバビロンさえ滅ぼす国が現れるのを預言している。

イザヤ書13章17節~19節

  • 17見よ、わたしは、しろがねをも顧みず、こがねをも喜ばないメディア人を起こして、彼らにむかわせる。
  • 18彼らの弓は若い者を射殺し、腹の実をあわれむこともなく、幼な子を見て、惜しむことはない。
  • 19国々の誉れであり、カルデヤ人の誇りである麗しいバビロンは、神に滅ぼされたソドム、ゴモラのようになる。


メディア、ペルシャ連合軍「メドペルシャ」によって滅ぼされるバビロン帝国の中に、捕虜としてイスラエルから連れてこられた人物がいた、この人物こそ預言者ダニエルである

 クロス王を動かした預言者ダニエル

クロス王は預言者ダニエルを通してエゼキエル書を見た。彼はイスラエルを異邦の地バビロンからカナンに戻らせ、神殿理想実現に向くようイスラエルを手厚く保護した。何故か、預言にクロス王の名前とそのなさることがハッキリと書かれているからである。それも150年も前から

更にもう一人預言者ダニエルに大変似た人物が存在する、ヨセフだ。ヤコブは、十二人の息子のうち、最愛の妻ラケルが最初に生んだヨセフ(十一男)を愛し、そのため十人の兄たちはヨセフを嫉妬するあまり、彼を奴隷としてエジプトに売ってしまう。

この様な路程が聖書には書かれている。結果的にヨセフは王の夢解きをしてエジプトの宰相になって行き400年後にモーセが現れイスラエルをカナンへと導かれる。

 二代王様と預言者ダニエル

今、南北朝鮮半島は異邦の王によって支配されている。しかし、イスラエルがかってバビロンから解放され、神殿理想をもってメシア降臨に備えた様に、我々も本郷地に帰還する時が必ず来ると私は確信している

そして更に二代王様が、ヤコブの子ヨセフや、予言者ダニエルがそうであったように神の王国を解放してくれる異邦の王を動かす時が必ず来ると確信している

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