注目の投稿

「獣」達の時代とその終焉

キリスト教聖書解釈学では、聖書の解釈は、基本聖書内の記述からするという原則を踏まえて解釈された「獣」は国家を表しており、その解釈の基礎になっているのがダニエル書7章4~7に登場する「獣」である。その上で、『「獣」達の時代』とは、聖書全般に出てくる「獣」という記述が伝える...

終末をサバイブする Solus Christus Soli Deo gloria

梨泰院事故に見る思考停止と依存という病


ヨハネの黙示録17章14

14、この者どもは小羊と戦いますが、小羊は彼らに打ち勝ちます。なぜならば、小羊は主の主、王の王だからです。また彼とともにいる者たちは、召された者、選ばれた者、忠実な者も、勝利を得る。」
冒頭に梨泰院事故で犠牲になられた方々のご冥福をお祈りしたい。その上で改めて現実と向き合ってみると、もし自分が仮にあの場所にいて、雑踏事故に遭遇したとしたなら、恒常性維持機能が利かなくなるような、コンフォートゾーンをぶち破る状況に置かれた場合どうすべきかを考えてみた。

先ず、予想通りというべきか本当に残念な話だが、メディアのミスリードもあり、韓国も日本も犯人捜しと、責任のなすりあいに終始している。考えなければならないのは、この事件の本質と、不幸にも遭遇してしまった場合の対策だ

終末時代に突入して予想されるのは、このようなことが頻繁に身近で勃発するということだ。しかし、私達には危機の前に必ず前兆があり、直観的に神様から知らせが来ると確信している

お父様もご自身の体験談の中で、乗船予定だった関釜連絡船崑崙丸が、アメリカ海軍の潜水艦ワフー (USS Wahoo, SS-238) の魚雷攻撃を受け沈没した(583人死者行方不明になっている)。この時のことをお父様は、体が動かなかったと語っておられる

終末時代世界的にも個人的にも遭遇するであろう災いを回避するための備えを、私たちはしなければならない。二大王も我々に訓練と教訓を与えて下さっている。

そこで私たちはアメリカと自国との地政学的な違い、法律、文化、地理的状況等が違うので、本質を理解した上でのローカライズが必要だと考える。

幸いにも、今世界で起こっていることを見れば、災い回避のための備えがしやすく、悟りやすいよう様々な事象を通して学べるよう神様が導いてくれているようだ。

私は雑踏事故の専門家ではないが、梨泰院事故の論評や映像を見たが、折り重なっている犠牲者を救助するどころか、写真を撮る者や、救助している人達の周りで騒いでいる者達が居たりと、まさに地獄のようだった。

あの雑踏状況を見てあの場所にとどまる選択は私には無い。ハロウィンのバカ騒ぎイベントに参加したことは、今まで一度もないしこれからも無いだろう。仮に何らかのや無負えない事情で、あの場所に居なければならない場合、最低限自身の安全を確保できる状況を確認しなければ、雑踏の中へ入ることは無いし、入っては絶対いけない。

例えば東京で自然災害や戦火に巻き込まれたとしても、同様の避難民による雑踏が発生することが予想される。アメリカではEDC(Everyday Carry)と検索すれば、セキュリティ関連グッズ(防災用、護身用)がたくさんヒットするが、日本では余り扱っているショップが無い。

東アジアでも、中国の台湾進攻の可能性が高まる中、兆候を見逃さないために霊的に覚醒しなければならない。既に兆候が表れ始めているかもしれない(記事リンク)⇒石垣島と沖縄本島をつなぐ電話ケーブル2本のうち1本が故障。ロシアのウクライナ進攻では、通信インフラが破壊された(キーワード「ハイブリット戦」)。

又このようなことも起こっているが、ロシアのウクライナ進行前のようなアメリカの中国に対しても、誤ったメッセージになりかねない。(記事リンク)⇒米軍 嘉手納基地配備のF15戦闘機 来年で退役を計画。マルコルビオ上院議員とハガティ上院議員がオースティン国防長官へこの件に関して「誤ったメッセージを中国へ送るな」と批判書簡を送った。

戦争の場合ウクライナ戦争もそうだったが、事前に必ず兆候がある。今年スウェーデンの新聞がアメリカのランド研究所がドイツを弱体化させる計画があったとにわかに信じ固い報道をしている。(記事リンク)⇒[衝撃] 米シンクタンク、ランド研究所から漏洩した。この報道はかなり確度が高く、この記事を裏付ける関連するような兆候は他にもある。

現在のアメリカは三正面作戦どころか二正面作戦も出来ない。私は現在のアメリカ民主党バイデン政権は、国家官僚、行政府執行機関を含めてヨーロッパでもそうだが、東アジアでも紛争の当事者にはならないと考えている。私にはむしろ戦争を煽っているようにしか見えない。

前回ブログにも書いたが、陰謀論と決めつけるのは良くない。決めつけたとたん思考停止してしまい、それ以上意識も関心も無くなり、人は思考しなくなる。そのことはその人にとっては無かったことになる。家庭連合のようになるだけだ。

梨泰院事故後韓国では政府を糾弾する騒ぎが起きているが、これは自分に対しての戒めでもあるが、終末時代には誰も想定できない、誰にも頼れない災いが起こる可能性があるということだ。

この痛ましい事故で私たちは、既に何かに無思考に従属する奴隷になっているということを、悟るべきではないか

世界がこんなにもおかしくなっているのにもかかわらず、何も考えない思考停止と依存という病は深刻だ。大手マスコミに誘導され、与えられた情報空間でしか思考できない奴隷的病だ

厚生労働省が行っている人口動態調査によると、超過死亡者数が3.11が起きた2011年よりも、昨年2021年の方が多かった。2011年より昨年は1万人以上増えている。3.11では未曽有悠の自然災害で1万5千人以上の方が亡くなっているが、今年2022年は8月の時点で昨年をさらに上回っている。2021年と2022年に一体何が起こってるのだろうか?

ヨハネの黙示録17章14の「忠実な者」という言葉は、ギリシャ語の原文では「πιστοιピストイ」となっていて、「信頼に足る」という意味がある。私の個人的な解釈だが、忠実は確かに素晴らしいことだが、主体性のない依存的な態度にも見える。※三代王権を中心に主体的な行いの結果が、神様の信頼に足るものでなければならないのではないのか?

※当ブログ掲載時、「三大王権」と記述しておりましたが、「三代王権」が適切と判断し訂正し掲載いたしました。参考引用ブログ「ファンクラブ(正式名称が分かりませんので略称にて失礼いたします)」様⇒三代王権か三大王権か?

にほんブログ村 哲学・思想ブログ サンクチュアリ教会へ
にほんブログ村 にほんブログ村 哲学・思想ブログ 家庭連合へ
にほんブログ村