実存する悪魔との闘い
ローマ人への手紙５章１節～９節【新改訳聖書２０１７】
- １、こうして、私たちは信仰によって義と認められたので、私たちの主イエス・キリストによって、神との平和を持っています。
- ２、このキリストによって私たちは、信仰によって、今立っているこの恵みに導き入れられました。そして、神の栄光にあずかる望みを喜んでいます。
- ３、それだけではなく、苦難さえも喜んでいます。それは、苦難が忍耐を生み出し、
- ４、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと、私たちは知っているからです。
- ５、この希望は失望に終わることはありません。なぜなら、わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。
- ６、実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔（ふけいけん）な者たちのために死んでくださいました。
- ７、正しい人のためであっても、死ぬ人はほとんどいません。善良な人のためなら、進んで死ぬ人がいるかもしれません。
- ８、しかし、私たちがまだ罪びとであったとき、キリストが私たちのために死なれたことによって、神は私たちに対するご自分の愛を明らかにしておられます。
- ９、ですから、今、キリストの血によって義と認められた私たちが、この方によって神の怒りから救われるのは、なおいっそう確かなことです。
聖書ヨハネの黙示録に記述されている「艱難」は何度でも我々を襲うかもしれないが、それは同時に悪魔サタンに奪われた我が子を救おうとする神様の強いご意思の表れであると見ることができる。完全な救いを成すために、何度でも神様は行う。それだから恐れず前に進み困難に立ち向かってゆくための強い覚悟が必要だと考えている。
不条理な世の中を解釈するには高度な宗教と哲学が必要であり、具体的には研ぎ澄まされた直感に裏打ちされた深い祈りや思考という行為である。元FOXニュースの人気キャスター タッカー・カールソン氏は、昨年２０２３年ハンガリーブタペストで開催されたCPACでビデオ講演を行った際彼はこの様な発言をしている。我々人類が今直面している悪魔的状況を、保守とかリベラルとかの次元ではなく、悪魔との闘いであると表現し述べた。彼はその発言が原因でFOXを解雇された。
そして今はっきりと知るべきことは、我々人類が今対峙しているのは悪魔サタンの代理人と、その僕達である事実の実感であり、しかし、そのことは決して人間、或いは物理次元での自覚や一般的な認識の範囲を遥かに超えたことであるということだ。
私は文鮮明師から悪魔サタンの存在を実存的に教えられ克その教えを享受してきた。文鮮明師に出会う以前悪とは人間に長く備わってきた悪に傾く傾向性であり、人間に本来的に備わっている性質のように捉えいたため、人間の努力によって解決できるはずだという程度の考えしか持っていなかった。しかし実際ははるかに違っており、人間の努力は確かに必要だが、しかしそれだけでは罪（悪魔サタンと同質で結んでしまう人間の魂と肉体を支配し現在まで繋がっている連続した非物質なもの、文鮮明師はこれを『サタンの「血統」』と呼んでいる）の縄目を乗り越えることは出来ないと痛感している。
文鮮明師は生涯を通じて共産主義と闘った人物でありこのことは世界的に承認されている事実である。しかし文鮮明師の共産主義との闘いは、ただ単に政治哲学や政治思想、単純なイデオロギー闘争ではなく、人類全史的な規模での悪との闘争であり、神様までもが認めざる負えないサタンに勝利した内容である（平和訓経３０５P「愛する真の父母に」）。
悪魔サタン或いは罪と一体となった人類が、悪魔サタンの本質であるサタニズムによって覆われた世界を自覚することは困難であり、例え神様がそのことを明示的に善と悪を明確にお示下さったとしても、そのことをを感じて見抜き乗り越えることは困難であり、抜け出すことは絶対困難である。
例え気丈にも、自分一人で立ち向かったとしても、サタンの全方位から波状攻撃されれば恐らくひとたまりもない事は容易に想像できる。それは歴史的にどれくらいの人が悪に立ち向かい壮絶な最後を遂げたのかを知ればこの結論を受け入れることはそう難しくないだろう。
以下は２０１９年に書いたブログだが、悪魔、サタンの性質の一部に関して、文鮮明師の解かれた内容を基に現代に引き付けて書いたものである。如何に私たちがサタンと一体となっているかがある程度、サタンの性質と共に理解していただけるかと思うのでリンクを貼っておくので興味のある方は参考にしてほしい。
「ウクライナ」を引導してきたビクトリア・ヌーランド次官（政治担当）が今後数週間内に退任するとアメリカ国務省ブリンケン長官が発表した。彼女の後任はジョン・バスJohn Bass氏である。彼はプロの外交官であると言われており、このプロと言われるゆえんはアメリカ外交に於いて、アメリカにとって外交上の目的を優位的に実現するための戦術的な仕掛けを国務省とCIAが数限りなく行ってきたが、１９９９年コソボ紛争時に初めて登場して以降アメリカ外交には必ず出てくる名前が彼である。「掃除屋」の異名があり、アメリカが外交政策上食い散らかした後処理を彼が行ってきたのでそのように呼ばれている。その意味でのプロである。
以下の動画はあくまでもロシア筋の見方による今回のビクトリア・ヌーランド次官の退任の意味を解説したものである。
実存する神様を、聖書とキリストのみ言が私たちの感性と直感を磨き、更に磨かれた感性と直感で感得された情報を入念に観察精査することによって導きだされた解釈を、あのパウロのようにみ言と共に多くの人達に伝え覚醒させることによって希望と喜びが溢れ出て来ている様を共によ喜ぶことで神様の実存性を実感できる。
時を同じくしてローマ教皇もウクライナ戦争終結を呼び掛けている。
そこで私たちが注意を払わなければならない事は、ウクライナ戦争は終わったとしても「ウクライナ」的状況は継続している。これが何処に転移するか私たちは神様から来る磨かれた鋭い感性と直感で継続して注意深く見てゆかなければならない。
文鮮明師はキリストであり、師は神様を生涯かけて身を賭して言語化した唯一の方である。しかしその深い意味を人類は理解していない。出エジプト記３章１３節～１４節に出てこられる神様は今もって言語化できていない。文鮮明師によって神様を言語化した言葉（み言）には物凄い力があり、私達を悪魔サタンの縄目から救い出してくれることを最後強調しお伝えしたい。
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