６月３日転換点 司令部も家族も「ソウル脱出」
予備校講師林修氏は、日本が先の大戦で何故負けたのかを以下の３のポイントで説明していた。
- □ 情報不足
- □ 思い込み
- □ 傲慢
当ブログもかなりの思い込みで書いているが、その分徹底した情報収集と、自己否定で補ってゆこうというのが方針だ。その上で気になるニュースが飛び込んできたので、今日は以前書いたブログ（「自由民主主義韓国は消滅するのか？」）の続きの意味合いも含めて書いて見た。
米国のシャナハン国防長官代行は6月3日、韓国で鄭景斗（チョン・ギョンドゥ）国防部長官と、米韓連合司令部をソウルから南方の京畿道・平沢（ピョンテク）の米軍基地キャンプ・ハンフリーに移転することで合意した。
今、注目しなければならないのは、上記の、デイリー新潮韓国観察者鈴置高史のこの記事だ。その記事は、『「在韓米軍撤収」の号砲が鳴った。米軍人やその家族が半島から引き上げれば、米国は心おきなく北朝鮮を先制攻撃できる』で始まる。詳しくは上記（青字）のリンクの記事を読んでほしい。
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| 鄭景斗・韓国国防部長官とシャナハン・米国防長官代行（韓国国防部公式より）：デイリー新潮掲載から |
２０１７年１２月半島は緊張したのを覚えているだろう。この時米軍は北朝鮮への攻撃を準備していた。しかし、結果として政治的判断で空爆は取りやめたが、アメリカは本気だった。
その証拠に、したたかな北朝鮮はその後米朝協議に応じた。北朝鮮の情報収集能力は凄いものがある。北朝鮮は圧力が効いているときにしか歩み寄らない。痛みや、恐怖を感じた時にしか動かないのが特徴だ。では何故アメリカは北朝鮮を攻撃しなかったのか？色々な説があるが、その中の一つに日本の安倍首相が反対したという説がある。
日本は法的にも国内の治安体制的にも準備が整っていなかった。そして一番は国民やマスコミに危機感がなかったからだ。北を攻撃した場合、今ささやかれているのは、中国軍が尖閣や台湾に入って来るのではないかと言われている。
２０１７年１０月JR新宿駅構内に人糞が３０ｍに渡ってまかれた事件を記憶しているだろうか？（詳しく知りたい方は青字をクリック）ご存じの方もおられると思うが、JR駅構内や、地下鉄構内はテレビカメラだらけだ。余談だが、昔、地下鉄駅構内で伝道をしたことがあるが、ものの2分～３分で駅員が来て拘束されたものだ。
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| J-CASTニュースより写真転載 |
しかし、この事件ではあれだけの数のテレビカメラに犯人らしき人物は全く写っていなかった。更に不思議なのは、この前後にも同様の事件が起きていることだ。安全保障に詳しい人の話では、日本国内でテロを起こすための準備として、治安当局の動きを見ていたのではという意見もある。もし、日本の警察が、海外の特殊作戦部隊とガチで戦闘した場合、１５分も持たないと言っていたのを思い出した。
もう一つ興味深い話をしよう。中国沖縄間に定期航路が開かれて久しいが、あるネットの討論番組で、元自衛官の話として紹介されていたのは、以前この航路の海域では、頻繁にせどりが行われていたという。
しかし、中国沖縄間に定期航路が開通してからは、せどりがピタッと止まったと述べていた。これは想像だが、沖縄には中国から大量にいろいろなものが運ばれていて、既にどこかに大量にストックされていてもおかしくはない。
朝鮮半島の伝えられていない事実
中国と北朝鮮の関係の悪さは、今に始まったことではない。2013年に処刑された金正恩党委員長の叔父・張成沢（チャン・ソンテク）元国防副委員長も、習近平国家主席が北朝鮮をコントロールすために使われていたことがばれたので処刑されたと言われている。
今、北朝鮮に起こっていることも私たちは見とかなければならない。2018年（平成30年）12月20日に起こった韓国海軍による海上自衛隊のP-1哨戒機へのレーダー照射問題だ。
この事件で日本側が開示した映像を見て元海上保安官は経験からこう分析していた。先ず、漁船を救助するために韓国警備救難艦の搭載艦2隻が、漁船を挟むようにしている「これは救助というよりも、拿捕のやり方」で、「もし救助ならばゴムボートで接近するはずだ、一刻を争うのでそのほうが早い」と言っていた。
又、救う会会長の西岡力氏によれば、この事件の数日前に、北朝鮮元山で金正恩委員長の暗殺未遂が発生し、この事件に関わった人間がこの漁船に乗っていたのではないか、それを北朝鮮に依頼された韓国政府青瓦台が、軍と海上警察を動員して拿捕し、翌日早々に異例とも思える北への漁船員の引き渡しを行ったと述べていて、南と北は連携して動いたと述べている。これも余談だが、最近救う会のホームページがハッキングされてサーバーからすべて消されたそうだ。
もし仮に、昨年１２月に起きたレーダー照射問題の背景に、南と北が連携して動いていたとすれば、韓国政府はこの事実を絶対に認めるわけにはいかないだろう。
北の体制の崩壊が迫っているのか？
２０１９年４月２５日ロシア北朝鮮首脳会談があったが、全く報道されない事実が背後で起きていた。それは、金正恩委員長がプーチン大統領と会う前に、金正恩委員長の側近２人がロシア経由でイギリス、アメリカに亡命したと海外メディアは報じている。亡命はプーチン大統領の了承が必ず必要だ。
又、今回のロシア北朝鮮首脳会談の本当の目的は、金正恩委員長自身が亡命するために、ロシアプーチン大統領への受けれ打診ではなかったのかとも未確認だが言われている。
安倍首相が北朝鮮に無条件の会談の呼びかけをどう見たらよいのだろうか？何故、急がなければならないのか？２０１７年１２月の時は中朝国境と露朝国境に中国軍とロシア軍がへばりついていたが、株価と為替は動かなかったが，今、注目が必要だ。
アメリカ、中国、ロシア少なくても既にこの三カ国は、北の崩壊後のシュミレーションは行っているはずだ。金 漢率（キム・ハンソル）氏がすでにCIAによって台湾経由でアメリカに渡っていると言われている。３月１日自由朝鮮の名前で声明文を発表した。実質宣戦布告だ。
日米韓から、日米台時代の始まりか？
「有事作戦統制権 韓国軍大将が行使」が韓米国防相会談で合意したということは、朝鮮半島有事の際、アメリは単独で動けることを意味している。韓国への事前連絡の必要は無いということだ。韓国はこの意味を本当に理解しているのだろうか？
今アメリカが東アジアで行っていることに注目すべきだ。私は以前ブログ「マネーで人を操るサタン」の最後の方で、２つのシナリオをの述べたが、２０１７年１２月以降、物理的破壊を被る軍事攻撃の可能性は低いと思っていたが、最近は、まだ分からない気がしてきた。
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